〒011-0943 秋田県秋田市土崎港南3丁目2-78  
TEL 018-845-0921  
FAX 018-846-3499
 

理科実験実習

期 日  平成277月9日(木)~8月28日(金) 

テーマ 「理科実験実習」
講 師  理科職員一同

 

3週にわたって、1年生全員が理科の3領域(物理、化学、生物)の実験を行い、実験の基本操作や試薬の扱い方に慣れることができました。また今回の実験実習では「定量」を重視しました。

   モノの量を測ること

   データを処理すること

   法則性を見い出すこと

定量実験の難しさや重要性を身をもって知ることができました。このような技術、素養は研究を進める上で最も大事な部分です。

実験内容は以下のとおりです。

物理領域 『跳ね返り係数を求める』

化学領域 『炭酸カルシウムから発生する二酸化炭素量』

生物領域 『酵素カタラーゼの実験』

 


 

エッグドロップコンテスト

期 日  平成27727日(月) 

テーマ 「エッグドロップコンテスト」

 

夏休みの1日を利用してエッグドロップコンテストを実施しました。

4名程度の54グループに分かれて説明を受けたあと製作開始です。ルールは以下のとおり。

①卵の落下の高さは4m

②装置製作に使えるものはA2版ケント紙一枚、糊、セロハンテープ

③卵の割れなかった装置の中で、最も軽い装置が優勝

 

 

今年は、卵と同じくらいの質量の粘土を用いて予備落下実験を取り入れました。これにより装置の落下の勢いがシュミレーションできるようになりました。

計画、仮設 ⇒ 予備実験 ⇒ 考察、検証 ⇒ 改良

予備実験の結果を生かして、装置の改良を重ねます。




その甲斐があってか卵の割れなかった装置が昨年以上に多かったです。

結果は以下の通りです。

全体としての成功率  35.2% (54グループ中19グループ)

1位グループの装置 9.2g 、第2位の装置10.2g 、第3位の装置13.0


【今年の優勝チームの装置です】
 

生徒の感想

・チームで一つのことを成し遂げる充実感があった。

・みんなで話し合ってとても楽しかった。

・自分たちで考えて設計したものが成功する事でとても嬉しかった。

・クッションを入れたり、落下速度を抑えたりする工夫を考えることが楽しかった。
・他チームの工夫を聞くことで自分たちの盲点がわかった。またいろんなアイデアがあり、ためになった。

 

第3回サイエンス基礎講座

 期 日  平成27年7月10日(金) 

テーマ  「研究リテラシー入門 ~研究とは何か~」

講 師  高木 浩一 教授(岩手大学 工学部 教授)

 研究を始めるにあたり、どのような手順があるのか、実際にエネルギー実験を通してシュミレーションしました。

 

1,研究とは何か 2,研究テーマの設定のしかた 3,研究計画の立て方 4,説明の仕方

 

 手回し発電機を利用してエネルギーを起こし、電球を光らせたり模型の車を動かしたりしました。また、班で話し合って研究テーマを決め、マッピングでアイディアを膨らませてから研究対象を絞り込んでいくという計画作成の作業を実際に行いました。研究とは何か、どのような手順で研究を進めていくかを楽しみながら実践することができました。

  


 

第2回サイエンス基礎講座

 

期 日  平成27528日(木) 

 テーマ 「リスクで考える環境問題」

 講 師  金澤 伸浩 准教授

(秋田県立大学 システム科学技術学部経営システム工学科)


「リスク」の全く無い物は無い。よって自分にとって起こって欲しくない事(end point)に対する「バランス」や「大小」で捉え量的に判断する、という内容でした。またその判断基準は個々の価値観や判断によって異なることから主観を排除して、冷静に客観的に判断することが必要です。また、そのためにはもっと幅広い知識や多面的な考えが必要になることを学びました。

  
  

生徒の感想より

・リスクは定量的に考えることが大事だと分かった。またこのような発想を持っている人がいることに驚いた。もっとシステム思考について深く考えてみたいと思う。

・リスクを考えることで、それに対する対処の優先順位をつけることができる事や、人は最初に与えられた情報を基準にして判断するということが分かり、心理的な側面も学ぶことができた。また分からないことは判断を誤りやすいのでリスクを「知る」ことが大事だと思う一方、リスクを恐れ過ぎては物事が前進しないとも思った。普段の生活から視野を広げるということが大事だと感じた。

 

 

第1回サイエンス基礎講座

 

1回サイエンス基礎講座

 

 期 日  平成27521日(木) 

 テーマ 「Cubic Earth ~もしも地球が立方体だったら~」

 講 師  藤田 貢崇 教授(法政大学 経済学部経済学科 物理学研究室)


「もしも地球が球体でなく立方体だったら、重力や大気、海洋、気象はどのような影響を受けるだろうか?」 日本科学協会では、9名の専門家の協力のもと立方体地球という条件下で変容する環境を科学的に考察し、CGを用いた講義を全国の各学校にて実施しております。 本校では、その中心メンバーである藤田教授から講義していただきました。立方体各面の中心に偏在する高圧の海や大気など、SFの世界を垣間見る内容でしたが、すべては空想実験によって理論的に導かれた結果でした。地球が丸かったことが現在の環境を生み、その絶妙なバランスを保ちながら生命体を育んできた自然の大いなる力を実感する講義でした。


 

生徒感想より
・何もないところから「想像する」ということは科学にとって基礎であり、重要なことであることがわかりました。
・地球が立方体であると仮定することで、今ある球体の地球の特性・性質や環境がよくわかりました。当たり前に思っていることや身近な疑問を科学的に分析することは簡単なことではないけれども、それがわかると未来の様子や今後の在り方などが掴めるという点が理科の面白さだなと感じました。

 

第2回「躍進Ⅰ」講演会

 期 日  平成27年4月24日(金) 
 テーマ 「科学的にみる、考えるということをしよう」
 講 師  浦野 弘 教授(秋田大学教育文化学部)

 ラーメン屋さんの外の行列の待ち時間を計算する方法やプリント1枚の厚さを測る方法
について意見を出し合ったり、日本地図をロシアから見てみたり・・・。
 浦野先生から次々に繰り出される課題に対して、生徒たちは頭をひねりっぱなしの1時間でした。
 身近なところに「科学」が存在していることを発見する楽しさや様々な視点から物事を考えることの大切さについて実感できた様子でした。

<生徒の感想>
・リトルの法則は使ってみたいと思いました。僕は行列に並ぶということはあまりないので、病院に行ったときにぜひやってみたいです。
・意見の違う人や友達と話し合ったりするのはとても大切なことだと分かりました。いろいろな意見をきいて、いろんな視点からものごとをみられるようにしたいです。
・私は一つの視点から物事を見てしまうくせがあるので、今回の講演をきっかけに柔軟な考え方ができるように、日々の生活でも気をつけたいです。



 

第1回「躍進Ⅰ」講演会

 期 日  平成27年4月16日(木)
 テーマ 「研究・開発とは・・・」
 講 師  小林 淳一 教授(秋田県立大学副学長)

 答えは知識の範囲内にあり、必ず答えが存在する「勉強」と、答えは知識の範囲外にあり、答えが見つからないかもしれない「研究」との違いについて、ご自身の研究・開発のご経験や秋田県立大での研究を例に分かりやすくお話ししていただきました。
答えのないものに向かっていく魅力と、研究・開発を通して社会に貢献できる喜びについて、小林副学長からのメッセージを生徒たちはしっかりと感じ取ることができたようです。
 秋田中央SSH第3期生の記念すべきスタートとなる1時間でした。

<生徒の感想>
・私は今まで研究や開発はすごく難しくて大変なことだと思っていましたが、今回の講演を聴いて、大変なことだけど社会に貢献し認めてもらえるので、楽しそうだなと感じました。
・僕の親は農家で、農業は身近なものだと思っていたが、機能性野菜やダイエット米などの存在は知らなかった。農業には興味があるので、もっと知りたい。
・先生の話を聴いて、学校で習ったことがベースになって研究や開発ができているということがわかりました。また、研究・開発は、たくさんの人たちと協力しているからこそ
おもしろく、楽しいんだということも分かりました。